今回から、中小企業診断士への道として、
中小企業診断士資格の取得に必要な科目について学んだことを、
備忘録としてブログにまとめていきたいと思います。

初回は経営理念の重要性についてまとめてみたいと思いますので、
興味のある方はチェックしてみてください!

経営と企業活動

経営

同じような目的を達成したいというときに2人以上の人が集まって共通の目標に向かって活動していくところに組織は生まれます。
経営とは、そんな組織の(企業)があるところに成立するものです。

企業の本質と役割は、
常に時代が求める付加価値を提供し続けることにあり、
その為には「原材料(加工)→製品(販売)→利潤(投資)→市場(調達)→」のサイクルをうまく回していく必要があります。

だからこそマネジメント *1 が重要となり、
このマネジメントが機能しなければ経営は成り立ちません。

*1 マネジメント・・・企業の目的を達成するために適切な手段、方法を適用し、改善していくこと

経営の目的

経営目的とは、経営戦略の立案の前提になるもので、
「経営目標」「経営理念」「経営ビジョン」「ミッション」によって具体化されます。

・経営目標・・・具体的な経営指標
・経営理念・・・企業を経営するにあたっての信念(心)
・経営ビジョン・・・経営理念に基づいて示される会社の具体的な将来像(経営理念の打ち手)
・ミッション・・・経営理念やビジョンを達成するための具体的な行動指針

経営理念

経営理念の場合、

・使命、存在意義(ミッション)
・信念、価値観(バリュー)
・行動指針、行動規範(ウェイ)
・目指す姿、目標(ビジョン)

上記4つの要素が含まれるかを確認しておくことが重要です。

経営理念の例:

・リクルート:自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
・株式会社サイバーエージェント:21世紀を代表する会社を創る
・ランサーズ:時間と場所にとらわれない、新しい働き方を創る
・アマゾンジャパン株式会社:地球上で最もお客様を大切にする企業であること

上記でご紹介した経営理念の共通点は、

1.成長性を感じさせる
2.経営理念から戦略&戦術のヒントが見える
3.社会に貢献するもの

上記3つのポイントが踏まえられています。

経営ビジョン

経営ビジョンは、経営理念を実現するために描く企業の将来像(青写真)のことで、
経営理念に沿って、将来の目指す姿を定め、従業員や顧客、株主、社会などに示すもののことです。

分かりやすく言うと、経営ビジョンは経営者の「夢」です。

経営ビジョンの例:

・アスクル:お客様に、社会に、働く仲間に、再考のHAPPY(価値)を。(企業理念:お客様のために進化する)

ミッション

ミッションは、経営理念やビジョンを達成するために定める行動指針で、
例としては、

・Rakuten(楽天):イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする(ビジョン:グローバル イノベーション カンパニー)
・イオン:お客様を原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する(ビジョン:企業理念のもと、絶えず革新し続ける企業集団として、「お客さま第一」を実践してまいります。)

などがあります。

まとめ

それぞれの関係性をまとめると、
経営理念を達成するための打ち手が経営ビジョンであり、経営ビジョンという目標を達成するための打ち手が経営戦略です。

経営戦略が最も抽象的で、経営ビジョン→ミッション→経営戦略の順に短期的な視点や具体的な内容となります。

企業経営において、これらを不整合なく成立させることが重要で、
どこか一つでも不整合な箇所があると、そこから歪みが生じます。

経営理念や経営ビジョン、ミッションは、会社の価値観や方向性を示すものです。
だからこそ組織として活動する上では必要不可欠なものなんです。

この基礎が定まっていないままフワフワ運営してしまうと、
会社全体としての判断基準や目的・目標・価値観がブレてしまい、組織として最大限のパフォーマンスを発揮することは出来ません。