今回は中小企業診断士への道の第10弾として、
成長のマネジメントについてまとめてみたいと思います。

成長戦略

成長戦略とは、企業全体の複数事業を対象にして、企業の方向性や事業領域の策定に関わる全社的な戦略のことです。

企業は経営環境の変化に合わせて、既存事業の枠を超えた新規事業領域への参入を検討します。

アベノミクスの成長戦略

アベノミクスの成長戦略は4つの視点をベースにして、規制緩和等によって、民間企業や個人が真の実力を発揮するための方策をまとめたものであり、日本経済を持続的成長に導く道筋を示しています。

・投資の促進
・人材の活躍強化
・新たな市場の創出
・世界経済とのさらなる統合

アンゾフの成長戦略

アンゾフは事業拡大の手法として、二つの軸でパターン化し、4つの方向を示しました。

・市場浸透戦略
・新製品開発戦略
・新市場開拓戦略
・多角化戦略

市場浸透戦略

市場浸透戦略は既存の製品分野と既存の市場分野との組み合わせです。

既存の製品群で既存の市場ニーズを深耕していく成長戦略で、広告宣伝費や販売促進費を投下して、既存の製品群を既存の市場に浸透させ、売上高やマーケットシェアを高めていく方法で、既存製品を既存の市場に販売することで成長を模索するため、比較的リスクは少ない戦略です。

新製品開発戦略

新製品開発戦略とは、既存の市場に対して新しい製品を販売して成長していこうとする戦略です。

新製品の開発、新品種の追加を行い、売上高やマーケットシェアを高めていくものです。

例えば、ホームページサービスを提供していた企業が、新たにチラシを活用した集客プランも提供するようになるといったものです。

新市場開拓戦略

新市場開拓戦略とは、既存の製品群を、新規の顧客層や海外市場の開拓など新しい市場に向けて販売することにより、成長を図る戦略です。

例えば、奈良県でしか営業していなかった製品を、近畿全域に営業していくといったものです。

多角化戦略

多角化戦略は新しい製品分野と新しい市場分野で成長を図る戦略です。