今回は中小企業診断士への道の第23弾として、
組織と戦略についてまとめてみたいと思います。

チャンドラーの命題:組織は戦略に従う

チャンドラーは経営戦略と組織の関係を「組織構造は戦略に従う」と提唱し、これをチャンドラーの命題と言います。

チャンドラーは、企業が環境変化に柔軟に適応するためには、新しい戦略を策定する必要があると考えたためです。

※企業の組織構造は、採用している経営戦略に規定されるとしました。(戦略→組織構造)

この命題に従うと、

・単一の事業であれば集権的な組織
・多角的な事業展開していればトップダウン型の事業部制組織、SBU(戦略的事業単位)などの分権型組織

を採用することになります。

アンゾフの命題:戦略は組織に従う

アンゾフは経営戦略と組織の関係を「戦略は組織文化・風土に従う」としました。

これは、戦略は組織の能力・特性によって規定されるとし、環境変化に柔軟に適応するための戦略を策定するためには、求められる能力・特性を持った組織を構築する必要があると考えたためです。

※企業の戦略は、企業の組織構造に規定されるとしました、。(組織構造→戦略)

この命題に従うと、
いかに優れた経営戦略を策定しても、それを裏付ける経営資源や組織力を持っていなければ、机上の空論となってしまうことにまります。

相互浸透関係で捉えなければいけない

いずれしてもどちらが先かではなく、戦略が組織を規定すると同時に、組織が戦略を規定するという相互浸透関係で捉えることが重要です。