今回は中小企業診断士への道の第24弾として、
経営理念と組織(企業)文化についてまとめてみたいと思います。

経営理念

経営理念とは、企業の指導理念、その企業が何のために存在するのか、どうのような役割を果たしていこうとしているのかという抽象的・理念的な組織の目的を組織の構成員に対して提供するものです。

経営理念には、経営の方法や行動についての規範となる基本的考え方が含まれています。

経営理念は、組織の使命(ミッション)を規定し、組織の価値観を提供します。

成長している企業、好業績をあげている企業は、明確な経営理念を持っていることが多く、これらの企業には、経営理念により経営の方法や行動についての確固とした価値観が存在しています。

人は正しいと思える価値観を持って働く時、モチベーションが一段と高まり、やる気が出ます。

従業員のモラールの維持・向上のためにも、経営理念の果たす役割は大きいと言えます。

また、価値観は従業員が行動する時の判断基準となります。

価値観を共有する事で、経営者によって発せられた一つのメッセージの意味が正確・均等に従業員に伝わります。

抽象的な経営理念を、より具体的に表したものをビジョン、
ミッション実現のための価値判断基準を具体的にしたものをバリューとして掲げる企業があります。

ビジョンやバリューは、経営理念をより具体的かつ理解しやすい形に翻訳したものです。

組織(企業)文化と企業風土

組織(企業)文化とは、企業の構成メンバーの間で共有された価値や信念、思考様式や行動規範などを指します。

一方、企業風土とは、企業内で感じられる雰囲気のことを指します。社風と呼ばれることもあります。

組織(企業)文化の形成要因

近接性

メンバー同士が物理的に近くにいる

同質性

メンバーの性格や特性が似ていると組織の分散が小さくなります。

相互依存性

メンバーが相互に依存しあう関係が重要です。

コミュニケーション・ネットワーク

情報が一方通行や特定の場所に集中するよりも全体に行き渡る方が明瞭な文化が形成されます。

帰属意識の高揚

研修等を通じて組織に対する忠誠心を高める機会を与える事で帰属意識は強化されます。